ヤラー 猫用フード ホントに絶対に安全???

ヤラーは、「オーガニックフード」としては草分け的なオランダのメーカーです。

このヤラーが他のオーガニックフードのメーカと違うのは、3か国オランダ、スウェーデン、ノルウェーでで「オーガニック」のお墨付きをもらっている、生粋のオーガニックであるということ。

とくにオランダのSkalは厳しいことでも有名な国際認定機関。
そしてこのSkalは、自機関が認めたオーガニックフードにEKOというマークを付けることができる公的機関です。

このマークです↓

eko-keurmerk1

だからヤラーにもこのマークがついています。

他のメーカーさんとの違いについては、「原料の育て方が違う」とかいろいろ書かれていますが、一番の違いは「全ての商品でオーガニック認証」を受けてるということ。

オーガニックについては厳しいEUの法律に沿っているということで、一層厳しい認証をクリアしているとも言えます。

つまり、「絶対に安全で安心

……と、ここで素朴な疑問。

本当に、絶対に、安全で安心なのかい???

そんなにオーガニックオーガニックって、そんなにオーガニックがいいんかい!!???

 

この質問に答えるには、まずは「オーガニックってなんぞや」について、知っておく必要がありますよね。
「オーガニック」とは日本語で「有機」「有機栽培」

農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法のこと。

だから、オーガニックフードと言えば、「有機栽培で作ったフード

 

じゃあ、オーガニックフードの目的って、「化学農薬や化成肥料を使わないで、食品の安全性を高めること」なの?

残念!

違います。

実は、これは「結果」。

 

有機栽培で作ることで、作る人の健康や、栽培に使ういろいろな生命にとっても、平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現できるといわれています。

自然界は全て連鎖していますよね。

微生物がいて、それを植物が食べて、光合成で栄養を作り、それを人間や動物が食べる。

みんながグルグル回ってます。

だから、自分やワンコやニャンコが健康でずっといようと思ったら、微生物の環境も考えてあげなくてはならない。

この考え方が「オーガニック

それを安全とか健康とかに置き換えてもいいと思いますが、根っこはこの「考え方」

 

そしてその考え方を実践すると、自然と「食物の安全性が高まる」というわけです。

でも、「絶対安全か」???というと、「絶対安全」ではありません!

普通の食品よりは安全性は高いけど、「絶対に安全」とは言えません。

 

食べ物で「安全」を語るとき、主に3つの「安全」があります。

・物理的安全
・生物的安全
・化学的安全
物理的安全と生物的安全は、通常の食品衛生法によって管理されているものです。

だから、どんなフードであれ、販売されているということは、物理的にも生物的にも安全ということになります。

別にオーガニックが特別良いわけではありません。

 

じゃあ化学的安全はどうか?

たしかに、オーガニックの方が他のフードよりはリスクは低いです。

でも、オーガニックだから化学物質が絶対ないか……と言えば、それはウソ。

有機栽培で作っていても、化学物質ゼロにはなりません。

 

そう考えると、結局オーガニックフードは、

「他のフードよりは安全だけど、じゃあ究極の安全フードかといえば保障できない」フード

ということになります。

 

自分のワンコやニャンコに食べさせるかどうか。

それはもう飼い主さん次第です。

もともと虚弱体質だったり、皮膚病だったりなど、なにがしかの病気の徴候があるならば、ヤラーはおススメです。

食べて、徐々に体の体質を改善するにはおススメのフードだと思います。

ワンコやニャンコも人間と一緒で、元来体が弱い子やすぐに皮膚炎などにり患してしまう子がいます。

そういう子は、ヤラーのような中に入っているものが生産者単位から明確にわかるフードを食べることで、徐々に体質を変えていったり、体にこれ以上悪いものを取り込まずに、徐々に体を綺麗にしていくことが必要。

そのためにはヤラーは良いと思います。

 

ただ、別にそういうリスクや病気が現在なく、いたって健康の場合は、飼い主さん次第です。

もちろん悪くないし、安全性も高いので、やらないよりやった方がいいし、やって悪いことは決していないです。

ただ、マストかというと、そこは意見が分かれるところでしょう。

ヤラーは特定の病気に特化した療養食ではありません。
通常の健康維持や体改善に良いとされる「一般メンテナンス食」の位置づけなので、よけいに飼い主さん次第というチョイスになってくるかと思います。
我が家では、以前このヤラーのドライフードをローテーションで入れていた時期がありましたが、味的にどうしてもなじめず、今ではウェットのみを定期的に取り入れています。

たとえば、これ。

FullSizeRender

蓋をあけたとき、全く匂いがしません。

FullSizeRender222
匂いを嗅いでも、ほぼ無臭。
へんなくさみもなし。
スプーンなどでかき混ぜると、「ふんわりもちもち」

フードを雰囲気で語ってはいけませんが、このヤラーのウェットは本当に「体に良さそう」です(笑)

 

フォルツァ10 猫用ドライフード

「フォルツァ10」もイタリア産。
イタリアのペットフードメーカー「サニーペット」社の商品です。

「イタリア獣医師チームのおすすめ」
「ナチュラルな食事療法食」

というのがうたい文句で、創始者さんは獣医さん。

このメーカーさんが他のメーカーさんと違うところ、それは……

他のメーカーさんが、

「人間と同じレベルの原料を使う」

ことを謳っているのに対して、

「人間用の原料の品質にも問題がある」

と原料の飼育段階からチェックしていること。

 

たとえばお肉の場合は、飼育段階にどんな化学物質が使われているのか、その影響はないのか……など、原料の育成段階にまで踏み込んでいるということです。

 

ちょっと小難しい説明を公式HPさんから引用しますと、
「促進剤や抗生物質等の化学物質の残留や遺伝子組換の弊害影響の少ない自然界の「魚」に注目し、海洋汚染の少ない漁場で水揚げされた魚を主な動物タンパクとしたフード「FORZA10(フォルツァディエチ)シリーズ」を完成させました」

 

とはいえ、特にここが他のフードメーカーからかけ離れて優れているかどうかはわかりません。
良いものには違いない。
でも他のプレミアムメーカーも良いものを作っている(少なくともご本人たちは作っていると自負していらっしゃる)

なので、まあ飼い主とニャンコの好みの問題です、あとは。

これだけいっぱい説明しても、結局はニャンコの好みの問題。その一言に尽きます(笑)

 

それでも、店主としては先日このブログで書いた「グリーンフィッシュ」同様悪くないと思っております。
「フォルツァ10」は、主に食事療法食を販売しています。

ラインナップとしては、
・フォルツァ10 アクティブシリーズ
・フォルツァ10 デイリーフード
・フォルツァ10 ミスターフルーツシリーズ
・フォルツァ10 オーガニックデイリー

「アクティブシリーズ」は各病気に対応した食事療法食です。
皮膚のトラブル、口腔のトラブルなど、トラブル部位別にいろいろ種類が出ていますので、自分のニャンコの抱えるトラブルに併せて選びます。

これは健康なニャンコさんにはまだまだ縁がない種類ですね。

 

「ミスターフルーツシリーズ」はその名の如く、フルーツ配合の健康維持食。

果物の濃い抗酸化物質が配合されていて、こちらの商品は年齢別になっています。

ただし、これは万人受けするかというとちょっと微妙かなと、個人的には思っております。

「フルーツ配合」

これをどこまでニャンコが感じて、好むか。???です。

 

「オーガニックデイリーフード」は上から見ても下からみてもオーガニックフード。
国際機関認定。

原料も認定。

漁場も認定。

認定尽くしのフードで、値段高くてもどこまでも安全性を求める方向け。
そして「デイリーフード」は名前通り、「日々使いの食事」
「アクティブ」と比べて適用範囲が広いです。

ただし、この「デイリーフード」でも「ダイエットシリーズ」は「アレルギー食事療法食」という位置付け。

いわゆる「総合栄養食」ではありません。

「総合栄養食」と言う意味ならば、「メンテナンスシリーズ」と「ミスターフルーツ」そして「オーガニックデイリー」になるかと思います。

これらは、「健康維持食」という位置づけで、特定のトラブル用ではなく、汎用タイプです。

 

じゃあ実際使ってみてどうかと言うと……

我が家で「フォルツァ10」を食事のローテーションに入れるときは、「デイリーフード」の「ダイエットシリーズ」を使っています。

012

うちのニャンコのラインナップは11キロ、9キロ、7キロ、6キロ。
メインクーンやノルウェジアンでもないのにデカイですが、特に病気でもないので、このダイエットシリーズが妥当だろうと、定期的に食事のローテーションに入れています。

粒は三日月型で、ちょうどよさげな大きさ。

011

なので、ニャンコ的なとっつきにくさはないようなのですが……

ぶっちゃけ、ニャンコにとって味は微妙~なようです(笑)
まずいわけではないけど……みたいな???

食べてるときの表情などから察するに、人間がタイの名物スープ「トムヤムクン」や中華料理の「酢豚」を食べているときの感覚に近いのかな、と思っております。

こう、美味って言われればあるカテゴリでは美味……
でも嫌いな人の気持ちもわかるし……
でもたまに感じる酸っぱ甘い雰囲気がクセになるといえばなるけど…
でも毎日は食べたくないかなぁ……
みたいな?

それでも「なるべく体に害のないものを食べて欲しい」という店主の気持ちはわかるのか、まあ、まずまず食べてます。

ちなみに、「フォルツァ10」の読み方は、「フォルツァ ディエチ」です。

グリーンフィッシュ 猫用ドライフード 

「グリーンフィッシュ」は、イタリアメーカーさんマーペット社 の商品です。

イタリアといえば、なんとスローフード発祥の地。

スローフードはアメリカなイメージがありますが、実はヨーロッパはイタリアが始まりです。
「グリーンフィッシュ」について書く前に、じゃあ「スローフード」が何かというと……

「その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動またはその食品自体のこと」

と、天下のウィキペディアには書かれています。

この言葉の反対語は、ファストフード。
そう、この言葉は、某有名ファストフード店に端を発して生まれた言葉です。

伝統的な食事や地域特有の食事を失わないようにして、植物を育てたり、その地域の生態系の種苗や家畜を奨励しようということで、いろいろな活動をしているのが、「スローフードムーブメント」というもので、世界各地で奨励運動をおこなっています。

そんな運動の中に、「殺虫剤の使用反対」だとか「遺伝子組み換えへの政府援助反対」だとか「有機農法の症例」などがあります。

まあ、ぱっと一言でまとめると、「体に悪いものを使わない食事」と言うことです。
かなり端折ってますが……(笑)

と、この「グリーンフィッシュ」もスローフードであることを明言して販売されています。

猫用ドライフードは一種類。
これです。

 

一種類のみでなかなかおしゃれなパッケージです。
一種類のみでなかなかおしゃれなパッケージです。

内容は、なかなかの優れもの。

・タンパク質は、DHAやEPAが豊富な魚
・消化吸収が良い米
・消化をサポートするハーブ
・加工品や二次生成物はなし
・合成着色料、保存料、抗生物質、ホルモン剤は一切なし。
・飼い主にアピールするためだけに何か無駄なものを入れていることもないし、ペットが通常食べないものも一切入っていない。

(まあ、プレミアムフードならどれもこんな感じではあるので、このグリーンフィッシュだけがすごいわけではないのですが……)

どんな年齢でもOKで、年齢によって使い分ける必要はないです。

ただし、粒は少し大きめ。

1粒1センチ近くあります(笑)
1粒1センチ近くあります(笑)形もけっこう様々で、いびつです。これは見本写真を持ってきたので整ってますが、実際はごつごつしてます。

ハーブ配合だからか、イタリア産だからか(?)、ちょっと粒表面が油分で覆われているように感じますが……

このドライフードはハーブが入っているので、ハーブがダメな子には注意が必要です。
割と、ハーブの存在感は大きいです。

そんなグリーンフィッシュですが、2011年に新商品が出ました!
「エクイリブリア」というお肉味のドライフードです。

味は「チキン・ウズラ・ダック・七面鳥」のミックス味。
こちらにももちろんハーブが配合されています。

我が家のニャンコはみんな肉味がダメなので、実際に買ってはいませんが、知人いわく、「すごく美味しそう」とのことです。

その知人の家で店主の見せてもらった感じもは、これまでのフィッシュ味よりもこちらの方が粒がおいしそうでした。

 

アズミラ 猫用ドライフード

アズミラと言えば、日本で販売されているプレミアムフードの中では誰もが知るメーカーの1つかと思います。

014

うちでもこのアズミラは毎日食卓に出ており、うちのニャンコの中ではデフォルトとなっているようです。

味はこの1種類しかなく、子猫から年老いた猫まで、誰にでも対応可能であること。

グレードがしっかり認められたお肉や穀物のみ、つまり最高の素材のみを使用していること。

合成保存料、防腐剤、着色料、香料は使わず、塩分、砂糖、イーストも不添加。

……なんてことが、このアズミラの特徴です。

このアズミラは割とニャンコに好まれる……という話を聞いたことがありますが、どうやらその理由はこの粒の形にあるようです。

013

猫は粒がまるっとしてるよりも、星形だったりぎざぎざしてたりするほうが食べやすくてとっつきやすいので、こういう粒の形は好きになる傾向があるといわれています。

逆に、ニュートロのナチュラルチョイスみたいな、ぼこっと大きい楕円形の粒のものは、割とニャンコにとってはとっつきにくいようです。

このアズミラ、味や匂いは淡泊な気がします。

まあ塩分も砂糖も使っていないので淡泊にならざるを得ないのかもしれません。
原材料一覧を見ると、たしかにと納得の内容だったりもするのですが、そのあたりがニャンコが気に入るかどうか微妙なところでもあります。

人間と同じで、猫もやっぱりジャンクフードの味を覚えると、ジャンクフード好きになります。
刺激や味が濃いものに惹かれます。
逆にこういうアズミラのような薄味なものを避けるようになります。

なので、アズミラは日々単体か混ぜるかして食べさせて慣れさせる……「毎日出てくるもの=食べるもの」というような感覚を植え付けておくのがよいのかな、と思います。

カナガン 猫用ドライフード

日本ではまだ比較的最近入ってきたばかりのようですが、もともとはイギリスのメーカーさんのものです。

2014年現在、ヨーロッパ圏でも割と輸入している国も少なくて、イギリス国内市場メインで販売しているような感じがしております。

日本では、公式メーカーさんが通販サイトをもってらっしゃいます。
https://www.canagancatfood.co.jp/

が、こちらの公式通販サイトで販売されているのは、チキン味のみ。

なぜなのか……???

実は、このカナガン、フィッシュ(サーモン)味と、鴨×鹿味もあります。

ちなみに、フィッシュ味はこちら↓です。

 

スコティッシュサーモン味
スコティッシュサーモン味

 

粒は割とおおきめです。
粒は割とおおきめです。

 

これはフィンランドのペットショップで試しに購入してみた時のものですが、その時のおススメ文句も「これは今人気が出てきた商品で、フィッシュ味が好きなニャンコには超絶おススメよ!」でした。

粒は割と大きめ。

匂いは、まさに「フィッシュ」
漁港に行ったときにふんわり香ってくるような匂いです。
うちのニャンコで試してみましたが、「好きでも嫌いでもない」位置づけだったようで、まあ出されたら喜んでは食べないけど、なにかに混ざっていれば普通に食べるといった感じでした。

グレインフリーで体には良いので、プレミアム何種かをローテーションされるときの1つとして組み入れて食べさせています。

が、日本で買うと高い!
しかも味がチキン味しかない!

ということで、我が家では、今後日本でどれだけ浸透していくのか少し傍観中です。