猫のサマーカット 夏の暑さ対策

今年もこの季節がやってきました!

そう、「猫のサマーカット」の季節です(笑)

定期的に洗ったりトリマーさんで毛をカットするワンコと違い、猫は洗ったり毛をカットすることはあまりありません。

必要ない、といったほうが正しいですね。

猫は自分でいつも舐めて綺麗にしているので、獣の匂いがするとか、肌が汚くなるとかいうことがあまりないからです。

長毛種(メインクーンなど毛がふさふさしている猫)は、毛が絡むという理由でブラッシングやカットが必要となってきますが、普通の毛足の猫は「普通は」必要ありません。

そう、「普通は」

でも、たまに短毛種でも毛をカットしたりする場合があります。

猫が障害を持っていたりして、それを理由に定期的にカットして危なくないようにするなどの場合

あまりに太っていて、夏が過ごしにくいので、少しでも毛を少なくして過ごしやすくする場合

それから、飼い主自体が夏の暑いさなかに猫に寄ってこられてその毛やら暑さに耐えられない場合

まあ、この3つ目は飼い主目線なので、あまり正当な理由とは言えないのですが(笑)……

というわけで、銀次郎も毎年、毛をまるっと刈っています。

理由は少しでも暑さをしのぐため。

とはいえ、もともと猫は暑さには強いです。

冬と比べれば夏は比較的楽……というか、自分たちで対策できてしまいます。

でもまあ、暑いよねぇ……というわけで、弊店では毎年この季節にまるっと毛を刈り、ついでに年1回のシャンプーをしていただきます。

サマーカットでは足先、頭、しっぽの先以外はすべてまるっと刈ります(笑)
サマーカットでは足先、頭、しっぽの先以外はすべてまるっと刈ります(笑)

 

ちょっとなさけない姿ですが(笑)、サマーカットでは、脚先としっぽの先、そして頭以外はまるっと毛を刈ります。

 

ほら、足先だけ毛が残っているのがわかりますよね。
ほら、足先だけ毛が残っているのがわかりますよね。

 

ここまるまるっと刈られると、本人たちも結構「俺、ヘン」って思うのか、終わってしばらくはちょっと怒っているというか、情けない気分になるというか……

飼い主からすると、「ああ、これですっきり、しばらくは毛玉を追ってそうじしなくていい」なんてこっち都合のことばかり考えてしまうわけですが、実はこうやって丸刈りするとことで、皮膚自体に異常がないかを確認できるので、ある意味一石二鳥?でもあります。

足先やしっぽの先だけなぜ残すのかについては、去年も書いたかと思いますが、自分の一部ではないと勘違いして猫が傷つけてしまったり噛んでしまうのを防ぐためです。

 

 

 

猫の噛みくせ、ひっかきぐせをやめさせるには……_

一般的に、猫の社会化期は生後2か月~3 か月程度です。
この間に兄弟猫や別の猫と触れ合う時間が沢山あると、猫はどれだけ噛んだら痛いのか、どこまでひっかいていいのか、本気で爪を出したらどうなるかなどをお互いにじゃれたり喧嘩したりすることで学んでいきます。
こういう過程を経た猫で噛みくせやひっかき癖がある子はあまりいません。

 

逆にこの大切な社会化期に一人ぼっちだと、やっていいことと悪いことの区別がつきずらく、加減もわからないため、大人の猫になっても噛み癖や引っ掻きクセが残る場合があります。

 

そこで、もし単頭飼いで子猫を飼い始めたら、飼い主さんが一緒に沢山遊んでじゃれさせて下さい。
飼い主さん相手に加減を覚えさせて、大人になって 噛んだりひっかいたりすることがないように育てます。

 

また、噛み癖やひっかき癖は何かストレスや心因的なことが原因で起こる場合もあります。
そういう場合はできるだけストレスを改善させてあげられるような生活の仕方が重要になってきます。

 

猫が噛んだり引っ掻いたりすることは、決して悪いことではありません。
生物的には自然なことです。
ただ、同居する人間にとっては不都合なことであり、一種怖いことでもあります。

 

猫に噛まれるとやっぱり痛いです。
いきなり引っ掻かれるのも痛いし、引っ掻かれたところは腫れたり傷になったり、最悪何かの病気にり患する場合もあります。

 

猫を怖がらせてまで治すのはどうかと思いますが、ある程度は人間と共存していく上では治していく必要はあります。

 

ちなみに、噛み癖と甘噛みは全く別モノです。
甘噛みは猫は加減して噛んでいますので、これはどんな猫でもありえる甘え仕草です。

 

 

猫にしてはいけないことを覚えさせるには……?

これに必要なのはただただ「根気」です(笑)。

 

たとえば「ダイニングテーブルの上に乗ってほしくない」としたら、猫が乗った時に「ダメ」と下ろす。
これを繰り返します。
「それをしたら嫌なことがある」と解らせるために、水スプレーなどを軽くふきかける方法もあり、よくハウツー本ではその方法が掲載されていますが、概してあまり効果的ではないと感じます。
水スプレーを吹きかけても、その嫌だった事を忘れてしまう子であれば、すぐにまた同じことをします。

 

こればっかりは根気よくダメと教えてすぐにやめさせる。
これしかありません。

 

最終手段は「してほしくないこと」を「してもしょうがないか」と人間側が諦める……です(笑)

 

知人の話ですが、ダイニングテーブルの上に乗るのをやめさせようと頑張りましたが、結局根負けし、猫が乗ったらその後食べるまでにテーブルの上をちゃんと抗菌スプレーで拭いてから食事するという妥協案を選んだそうです。
「まあテーブルの上に乗ったところで、室内飼いの猫だし、猫よりもっと汚い菌は人間が外から持ち込むわけだから、そう目くじら立てることじゃないと思って」だそうです。

この考え方がどうかは別として、ご家庭で何は飼い主として絶対許せないことで、何は妥協できるかをまずは考えて、どうしても辞めてほしいことだけをやめさせるように根気よく言い続けていくという地道な方法を続けていくということです。

 

 

 

 

猫に名前を覚えさせるには……?

猫がどうやって音を認識しているのか?
本当に自分の名前がわかっているのか、それとも音に反応しているだけなのか、まだ解明できていないので、どうやって名前を覚えさせるのか、科学的根拠がある方法がないのが現状です。

 

ですが、名前は呼んでいると、猫は自分が呼ばれていると確実に反応します。
そして自分の名前でない名前を飼い主が呼ぶと反応しません。
多頭飼いの場合、自分の名前を呼ばれれば、その猫は顔を向けますが、それ以外の猫は反応しない場合がほとんどです。

 

ここで気をつけなくてはならないのは、あだ名で呼び続けていると、正式な名前を呼んでも反応しなかったり反応が薄いです。
例えば、「ゲンゴロウ」という名前の猫を愛称で「ゲンちゃん」と呼んでいると、「ゲンちゃん」には反応しますが、「ゲンゴロウ」には反応しなかったりします。
これは、猫がやはり名前そのものを認識しているのではなく、「音」として認識しているのではないかと思われますが、実際はどうなのか……???
ともあれ、どう呼んで反応して欲しいかを決めておいて、その名前で呼び続ける。
これが名前を覚えさせてそれに反応させるメジャーな方法です。

 

 

猫のごはんに関するしつけ

ご飯は、置き餌をするご家庭と、決まった時間にあげるご家庭とに分かれるかと思います。
基本、どちらでもご家庭の生活パターンで選択すればよいと思います。
日中誰もいないのであれば、どうしても置き餌になりますし、決まった時間に絶対誰かいるのであれば、決まった時間にあげるパターンでもよいかと思います。
人間の生活パターンに猫も合わせるようになってきます。

 

絶対してはいけないのは、「毎日バラバラのパターンであげる」ことです。
例えば○時と○時にあげると決めたら、できるだけこの時間を守ります。
猫にも生活パターンがあります。
同居人である飼い主の生活パターンに合わせて、猫も自分の生活パターンを作っています。

 
それを壊すことはしてはいけません。
日々バラバラの時間に餌をあげると、猫自体もいつどれだけ食べていいのかなど、感覚が狂ってきます。
そしてそのうち「餌が出た時にちゃんと食べとかないと次にいつ食べれるかわからない」という気持ちになり、必要以上に食べてしまい肥満傾向になったり病気につながったりもします。
またお腹が空きすぎてストレスにもなります。
時間と体のリズムが連動しているのは、人間と一緒です。

 

飼い主の責任として、ごはんの時間を決めるのであれば、きっちり守りましょう。