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犬のごはん 猫のご飯 基本のいろは

ワンコのごはんとにゃんこのごはん。

飼われている方なら一度は気になったりしたことがあるかと思います。
いろいろなメーカーからいろいろな味が出ていたりして、一体どれを買っていいのやら……
って話は、以前このブログでもさせていただきましたが、今回は「基本のいろは」ということで、もっと根本的なことについてです。

うちは今にゃんこを飼っているので、まずはニャンコでご説明。
「基本のいろは」はにゃんこもワンコも同じですので、ワンコを飼われていらっしゃる方もご参考にしていただければと思います。

まず、ニャンコのごはんは、基本「総合栄養食と言われるフード」と水だけでまかなうことができます。

気分的には「毎日それじゃ飽きちゃうんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、「にゃんこの健康の維持」という意味ではこの2つで大丈夫です。

 

では、「総合栄養食」とはなにか?

一般で売られているドライフード……例えば「銀のスプーン」「モンプチ」「カルカン」「懐石」などはすべて「総合栄養食」です。

「総合栄養食」とは必要な栄養素が入ったフードのこと。特に他に何か足してあげなくても大丈夫なフードです。

「総合栄養食」のフードには、箱や袋にその記載があります。

ですので、基本はこの「総合栄養食」であるドライフード(カリカリ)を中心に食事構成を考えていきます。

 

ウェットと言われる缶詰やスープタイプは「総合栄養食」ではありませんので、これだけでにゃんこの栄養は賄うことはできません。

おやつに位置づけされるものについてもしかり。
おやつフードばかりを食べていたら、必要な栄養素が足りなくなり病気になったりします。

 

また、手作りフードを与えていらっしゃる飼い主さんの中にも栄養素のバランスが取れていない方がいらっしゃいます。
たとえば、ささみをゆがいたものと野菜をまぜたものとか。
一見ヘルシーに見えますが、ゆがいたささみと野菜だけでは脂質がなく、脂質不足になります。

 

脂質はその名前から「太るからいらない」と思われがちですが、脂質もにゃんこそしてワンコにとってとっても重要な栄養素、「3大栄養素」の一つです。

脂質は贅肉になるのではなく、細胞膜の膜を形成するので、とっても、とっても大事なのです。

ですから、手作りフードを作られる場合は、必要な栄養素をちゃんと考えて、人間の希望ではなくその動物に何が必要かを考えて作らなくてはなりません。

たとえば先程のささみと野菜ならば、ささみを湯がくだけでなく、油で炒めて出すなどの工夫が必要になってきます。

そういう手間を省くのが、「総合栄養食」と言えるでしょう。

 

次に、この「総合栄養食」を与える量ですが、これには「代謝エネルギー」が何かを知る必要があります。

よくフードの箱や袋に「代謝エネルギー」として〇〇〇kcalなどと表示がありますよね。

例えば、100g=350kcalとなっていたら……

これは、100g食べれば350kcalのカロリーが得られる……わけではありません。

なぜなら、「代謝エネルギー」の中には体に吸収されずに出て行ってしまう熱エネルギーも入っているからです。

「代謝エネルギー」の前に、一つ、「総エネルギー」についてちょこっとお話ししますと、まずは、にゃんこやワンコが食べた物すべてのエネルギーが「総エネルギー」です。

でもこの「総エネルギー」=「ワンコやにゃんこが使えるエネルギー」じゃありません。

例えば、尿やふんと一緒に出て行ってしまったり。
そういう体に残らないエネルギーも合わせて「総エネルギー」と言います。

その「総エネルギー」からうんちや尿、おならなどのエネルギーを差っ引いたものが「代謝エネルギー」。

これが、ペットフードに書いてあるカロリー表示です。

でも、この「代謝エネルギー」もまだ、これがすべて使えるわけじゃないのです……

この「代謝エネルギー」の中には、ワンコやにゃんこが体の熱として放出するエネルギーも入っているのです。

この熱エネルギーを差っ引いたものが、ついに「正味エネルギー」、ちゃんと動いたりするのに使えるエネルギーです。

したがって、本当に体に吸収されてにゃんこやワンコの行動の源になるエネルギーは100g食べてももう少し少なくなります。

それを踏まえて、「じゃあ1日何グラム食べさせればいいのか」を
計算する計算式があるのですが、これがちょっと面倒くさいです(笑)

ややこやしい!

しかも、年齢によって計算するときに使う係数も違います。

子猫や子犬、成猫や成犬、老猫や老犬では、動く量も代謝する量も違うから当然と言えば当然なのですが、やっぱりややこやしい!

ということで、この計算方法については、また後日ご紹介するとして……

ニャンコは一気食いはしないのでよいですが、ワンコは基本あればあるだけ食べてしまうワンコが多いので、量には注意が必要です。

……とはいうものの、ニャンコもワンコもそれぞれに「どれだけ食べても太らない子」「食べた分だけ太る子」など体質があります。

ですので、自分のニャンコやワンコの体質や性格を分かったうえでごはんをあげるのがよいかと思います。

なんでも、キツキツに言われた通りきっちりすると飼い主さんも疲れてしまいますし、ニャンコやワンコも疲れてしまいます。

ある程度の誤差はOKにしてのんびり構えるのがベストです。
ちなみに……
我が家ではフードは全く測っておりません(苦笑)

多頭飼いで日中店主がずっといないため、朝に大体の量を4皿にわけて置いておきます。
帰宅するとからっぽになっていることが多いです。
(季節によって違います)

帰宅したら、「お留守番ご苦労様」の意味で缶詰をあげます。
缶詰と一緒にカリカリも置いておくと、缶詰でお腹一杯にならない子はカリカリをついでに食べるし、「もういらないや……」って子はそれで終わりです。

あとは、餌場に常時少しずつ置いておき、お腹が空いた子は食べにくるというセルフサービススタイルです。

猫は昼間よりも夜動きが活発になるので、夜から明け方にかけての方がごはんを多く食べるようです。

ごはんの量が多いか少ないかについては、だいたい食べっぷりを見ているとわかりますので、量を都度調節します。

梅雨の時期や台風の時期で雨が続くと、ごはんの量が減ったりします。
これは、湿気の多い気候で人間と同じように食欲不振になるのもありますが、フードが湿気て美味しさが半減してしまうのも一因です。

なので、こういう時期はフードの長置きはせずに、食べ残しはさっさとタッパか何かに移し替えて、湿気ないようにします。
また、もし少し湿気た場合は、トースター(天火(オーブン)や簡単にパンを入れて焼けるやつです。食パンを2枚縦に入れるトースターじゃないですよ!)にいれて軽く炙ると、湿気が飛んで、匂いが戻ってくるので、ニャンコは騙されて?食べてくれたりします。

ただし、火にかけすぎると、焦げたり、匂いがきつくなりすぎるので、ほんのちょっとです(笑)

焦げたのは……グルメなニャンコは食べません……少なくとも我が家ではNGです。